めくれ返る自由

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090102-00000510-san-soci

2ちゃんねるは嫌いなので、そこに言論の自由がどうだとかいうことには興味がないのだけど。
何気なくサラッと見た記事の中で、最後の部分が気になってしまった。

>“犯行予告”を書き込んでいたらしいことから脚光を浴び、

いわゆるネット記事なので、どこまで編集されてるかわかりませんが、本当に新聞社の記者が書いた記事であれば"脚光"という言葉を使うのは非常に気持ちが悪いな、と。

注目を浴びるという意味では、別にここで使われてるような使い方でも全然問題ありませんが、やはり言葉の印象度で言うと、"脚光"という言葉はいい意味のようなイメージが強い。

これを書いた記者が2ちゃんねるをどのように捉えていたかわからないが、言葉だけの世界で自分たちマスコミがどんなに頑張ろうが、それでも世界は変わらないのだと白旗をあげているような感覚をおぼえてしまった。

そうでなくとも、基本的に"言葉(文字)"だけの世界を取り上げるのに、言葉のイメージを無視しているのだとしたら、その時点で「なんだその服従は」という感じだ。

確かに現実はそうなのかもしれないが、あまりにもこの記者の世界は狭すぎるような感じがした生ぬるい正月の日でした。