どこまで知っているのだろうか
今日からJリーグ開幕。
ってことで、鹿島も勝ったようですし、このままゼロックススーパーカップでのレフェリング問題も過去形になっていきそうな感じで。
家本政明で検索をかければ、ゼロックス直後の意見とか飛び交っているようで、まあ賛否両論というか、当然だという意見から個人的感情、それから家本主審だけが悪いのかとかいろいろ話でてますが。
そんな中、日本協会から見解が発表されました。
http://www.jfa.or.jp/family/referee/news/080307_01.html
まあ自分も前書いた通りなんですけど、それよりもニュースとか見てて思うのだけど、そうやって言ってる人たちって、どれだけルールについて知ってるんでしょうかね?
ゼロックスでの試合内容とその後の鹿島の乱入騒動を見てもわかるように、昨年という一つの区切りがついた後のシーズン開幕初戦というのは注目度も高いわけで。
特に今年はJ1vsJ2というわかりやすい構図になってしまいましたから、選手もサポーターも2冠王者としては負けるわけにもいかない、という気持ちが強かったのか。
だからといって鹿島のサポーターがやったのは、負けたから詰め寄るという行為であって、リーグ戦で勝ったと聞いても、なんか白ける。
リーグ戦というのは長いわけで、他の強豪と呼ばれるチームの立ち上げはスロースタート。
それも代表組とかとの調整があるのを知っているからこそ許してる、許されている。
熱狂的なことで知られる浦和のサポーターが、天皇杯予選で愛媛に負けても、リーグ戦最終節で横浜FCに負けても、今回のようにならなかったのとはわけが違う。
そうでなくても鹿島は、昨年リーグ終盤に試合終了後の唾吐きで警告をもらったりもしている。
今回も、家本主審は序盤から無謀な動きの多い鹿島にヒートアップしてしまったが、日本協会の見解にもあるように、ルールの適用自体に大きな問題はない。
これまでには確かに誤審もあったかも知れない。
それまで溜まっていたものかは知らないが、感情の爆発によってルールなんて関係ない状態になってしまったことに何の意味があったのだろうか。
なんというか、それが通ってしまうなら、性犯罪を犯して処分・解雇しながらも海外に渡れば大丈夫だぐらいに考えた菊地直哉と同じ程度ではないかと感じる。
自分たちは何も知ろうとしないで、力技で公平性を求める。
要は昨年からの流れがそんなだったってことですね。
それでも辞めて当然と思ってる人からしたら、そんなこと関係ないんでしょうね。